練習後、TSDKALIの内野隆司氏からマッサージを受けている辰吉。
ハードな練習メニューをこなす体は、日々のメンテナンスが重要になってくる。
時折、苦痛にゆがむ顔を見せる辰吉。
アスリートのマッサージは、気持ち良い事だけではない。
これも、また練習のひとつだという。
ナックルガードに書かれている「父ちゃん」とは、辰吉のこと。
辰吉家には、3人のボクサーがいる為、
拳を守る道具にもきちんと名前が書かれている。
「お父ちゃん」ではなく「父ちゃん」と呼ぶのが辰吉家の決まり。
人生の半分以上、ボクシングを続けている辰吉。
常人よりも、長い腕と厚い胸板。
ボクシングをする為に生れてきた様な恵まれた体格。
いくら恵まれた体を持っていても、ウォーミングアップは丹念にこなす。
20代前半の頃、他の選手が辰吉の練習を見て自信をなくして帰ったことがあった。
辰吉曰く、「プロやねんから、素人が逆立ちしても出来へんくらいの練習をせなあかん。」
当然この日も、ハードなトレーニングを行っていた。
スタッフのリクエストに応え、うんこ座りをしてみせる辰吉。
ご覧の通り、かなりのド迫力です。
しかし、この座り方には秘密があるとのこと。
辰吉曰く、「不良は普段からうんこ座りをしている。それは、足腰を鍛えるためや。だから、ケンカが強いんや。」
なるほど…。
絶えまぬ努力と精神力で世界の頂まで上り詰めた辰吉。
20年以上も使い続けた拳は、硬い“拳だこ”に覆われている。
今まで数々のドラマを見せてくれたこの拳は、
きっとこの先も我々に感動を与えてくれるに違いない。